FC2ブログ

ラットマン


ラットマン (光文社文庫)ラットマン (光文社文庫)
(2010/07/08)
道尾 秀介

商品詳細を見る

引用結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・
姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。
次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。
事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の
衝撃的記憶が呼び覚まされる。
本当の仲間とは、家族とは、愛とは―。


この作者の作品では今まで数冊読んだ中で一番わかりやすかったかな。
くせが少なかったのかもしれない…

「ラットマン」の絵。
同じ絵でも動物と並んでいるとネズミに見え、 人の顔と
並んでいるとおじさんに見えるという、先入観による
一種の「騙し絵」の話が出てくるのですが。
その「ラットマン」をタイトルに、登場人物たちの先入観から
もたらされる思考が絡み合って行きます。

「人はありのままを見ているわけではない」
「脳というフィルターを通してモノを見ている」

どちらかと言うと、淡々と話は進んで行く感じですが、
最後は救いがあります。
ほっと息をつく読後感
関連記事
スポンサーサイト