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京都魔界伝説の女―魔界百物語〈1〉


京都魔界伝説の女―魔界百物語〈1〉 (カッパ・ノベルス)京都魔界伝説の女―魔界百物語〈1〉 (カッパ・ノベルス)
(1999/11)
吉村 達也

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雷鳴轟く京の都を高台から見下ろすひとりの人物―その手には、完成年代
及び著者ともに不詳の悪魔の書『陰陽大観』が携えられていた。その冒頭の
一行は、“魔界は天に在らず、地に在らず、人の心に在り”。人の心に悪魔を
運ぶことを使命と信じ、殺人者を生み出す快感に最大の生きがいを覚える
狂気の伝道師QAZ。謎のコードネームを持つ人物が仕掛けた第一の大罪は、
京都魔界伝説の地を舞台に、前代未聞のバラバラ殺人。人間の左手とぬい
ぐるみのサルの左手が、同じ場所から見つかった!悪魔の挑戦を受けて立つ
のは、東京から京都へ活動拠点を移したばかりの精神分析医・氷室想介。


先日読んだ『妖精鬼殺人事件』の前身(?)です。

もともとこちらには2つの事件があり、新しい「魔界百物語」ではそれを
1つずに分けて2つの物語に!というのは聞いていたのですが。
「妖精鬼殺人事件」の元話があまりにもアッサリと描かれているのに、
ちょっとビックリしました。

かなりの分厚さの読み応えのある話ですが、その大部分が新しい魔界
百物語では『京都魔王殿の謎』で描かれるハズの物語なのです。
なのに、「京都魔王殿の謎」は「妖精鬼殺人事件」とそんなにページ数に
違いが見られないんですよね。
どんな話に仕上がるんだろ?

どうしても新しい魔界百物語と比較してしまいますが、この元祖は
オドロオドロした雰囲気が勝ってます。
そして他にも人物相互関係(?)に違いも出てきますので、新旧を続けて
読むとちょっと混乱しそうな…?

この話の主人公(だよね?)の氷室想介は他の小説にもたくさん出ている
らしいです。
他もの順番に読んでみたいかなぁ~
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