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ヘルプ 心がつなぐストーリー


ヘルプ (上) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)ヘルプ (上) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)
(2012/02/17)
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ヘルプ (下) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)ヘルプ (下) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)
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1962年、大学を終えて故郷に戻ったスキーターは、改めて南部の差別的風土に衝撃を受ける。同級生はほとんど主婦になったが、家事・育児を酷い待遇で雇ったヘルプ=黒人メイドに任せきり。作家志望のスキーターの頭に探していたテーマが閃いた。ヘルプを取材し差別問題を浮彫りにするのだ。しかし、白人と個人的に話すのさえ命がけだった時代ヘルプ達は頑なで…。

「ヘルプを取材して本を出したいなんて、このお嬢さんはどうかしてる。白人トイレを使っただけでリンチされるのに」しかし子に先立たれた50代のヘルプ、エイビリーンは、親友が酷いやり方で解雇された事を契機に、その白人女性を自宅に招き、内情を語る決心をする。最初は吐くほど緊張したが、言葉は予想外に豊かに溢れ出し…。世界を変えた、勇気ある女達の物語。


映画を見そこねたので、本を読んでみました。
若く裕福な育ちの白人女性スキーターと、黒人ヘルプのエイビリーンとミニーの
視点で話は進みます。
南部の方が差別が酷いというのは聞いた事がありましたが、それでもこの物語の
時代が、今より50年ほどしか昔でない事に驚きです。
一応雇用関係にあるのにここまで好き勝手にしていいのか、と思います。
今現在はどうなっているのか、も気になります。

でもそんなのばかりじゃなくて、勤める家の子供を本当に愛し心にかける様子や、
ヘルプをとても慕う子供の様子。
女主人にとても良くしてもらって本当に感謝していると思うヘルプに、ヘルプが
いてくれるから私は生きていられると思う女主人。
こういうエピソードもあって、ちょっとホッとします。

読んで良かったです。
できるなら、作中でスキーターがエイビリーンやミニーと作りあげる『ヘルプ』が
読んでみたいですね。
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テーマ : 読書 - ジャンル : 小説・文学